トヨタライズとダイハツロッキーの違いってどこにあるの?
どっちを買ったらお得なの?と思う方は多いのではないでしょうか。
トヨタライズとダイハツロッキーは一見すると確かに似た車なのですが、細かい所で違いは結構たくさんあります。
なので、この記事では2台の細かい違いについてお伝えしていきます。
中古車を探すときはネットで調べたりしますが、これは一部だけしか見れていないことを知っていましたか?
実は良い車は市場に出回る前に買われてしまうことが多く、あなたがいつも見ているのは中古車市場の【残りかす】のようなものです。
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Contents
トヨタライズとロッキーの違いの大まかな概要
トヨタライズとロッキーの違いってどこにあるのか簡単に知りたい!という方もいると思いますのでまずはカンタンな概要をご紹介します。
以下の面において違いがあります。
- 価格
- 装備
- 色、カラーバリエーション
- フロントマスクのデザイン
- 室内の広さ
- コネクテッドサービス
- 内装(一部グレードのみ)
- ホイールデザイン
- 純正のカスタム
しっかりと見比べてみるまでは私自身も「ほとんどこの2台変わらなくない?」とか思っていましたけど、結構違いがあってビックリしました。
ただ、違いがあると言ってもカラーバリエーションや価格はともかくとして他の要素はしっかりと比較しないとわからないレベルですのでデザイン面でよほど気にならない限りは些細な違いかもしれません。
実際にどれくらい違いがあるのか比較をしてみましょう。
ライズとロッキーの装備面での違い
最安値グレードでの違い
ロッキーは以下の装備においてライズよりも優れています。
- アダプティブドライビングビーム
- レーンキープコントロール
- 全車速追従機能付ACC
- ブラインドスポットモニター
- リヤクロストラフィックアラート
- パノラマモニター
- スマートパノラマパーキング
最安値グレードだと価格面の差があまりないのですが装備面ではかなりの差が付いています。
ロッキーはこれ以外にもライズに備わっている安全装備があるのですが、ライズの方は自動ブレーキも無いので最安値グレードの安全面においてはロッキーの方が上です。
中間グレードでの違い
中間グレードとはロッキーは「X」、ライズは「X”S”」の事になります。
中間グレードを比べても基本的にはロッキーの方が優れていて下記のライズに無くてロッキーにある装備は以下の様になっています。
- UV&IRカットのガラス
- シートレッドパイピング
- 運転席シートリフター
- ステアリングホイールのシルバー加飾
- ダブルステッチされたシフトレバーブーツ
- メッキ加工されたレジスターノブ&Pブレーキ
- 7インチTFTマルチインフォメーションディスプレイ
- プッシュ式のオートエアコン
- ピアノブラックのバックドアガーニッシュ
- 4スピーカー
- 16インチアルミホイール
最安値グレードの時にあった安全面での違いと言うよりは質感による違いの方が目立つ感じです。
より高級感を感じさせるのがロッキーとなっているので少しでも高級感を感じられる装備が良いという方はロッキーの方が良いと思っています。
上位グレード(G)の違い
上位グレードとはロッキー、ライズ共に「G」になります。
上位グレードにおいてもロッキーの方が優れていてライズに無くてロッキーにある装備は以下の様になります。
- 2トーンカラーが選択可能(オプション)
- オートレベリング機能付きのLEDヘッドランプ
- サイドビューランプ
- LEDフロントシーケンシャルターンランプ
- LEDフロントリアフォグランプ
- LEDイルミネーションランプ
- アダプティブドライビングビーム
- レーンキープコントロール
- 全車速追従機能付ACC
- ソフトパッドのドアアームレスト
- ソフトパッドのセンターコンソールボックス
- 運転席&助手席シートヒーター
- 17インチアルミホイール
このグレードのロッキーの最大の特徴はLEDが標準装備される事。
それに加えて各種安全装備も標準装備になるのでより安全に快適に運転できるのがロッキーです。
ライズではオプション装備すらできない装備もあるので価格差以上に違いがあるのがこのグレードだと思います。
最上級グレードの違い
最上級グレードはライズは「Premium」、ロッキーは「Z」になります。
ロッキーにあってライズに無い装備が以下の様になります。
- 2トーンカラー標準装備
- シートがファブリック×ソフトレザー
- フロントドアグリップがブラック×シルバーに塗装されている
- レジスターの加飾
- 運転席シートのバックポケット
- ブライドスポットモニター、リアクロストラフィックアラートの標準装備
シートが最も豪華になるのがこのグレードでソフトレザーのシートの座り心地は素晴らしいです。
チープ感が無いシートはやっぱり最上級だなと思わせるだけの質感があります。
また、2トーンカラーやブラインドスポットモニター、リアクロストラフィックアラートなどの安全装備面でも充実していてそれらが標準装備で最上級グレードに相応しい出来になっています。
ちなみに価格差は14万円となるのですが、上記の装備をライズがオプションで付けると価格差はほぼなくなります。
なので好き嫌いの問題になるのかなと思います。
装備面から見るライズとロッキーの評価
装備面だけで言えばロッキーの圧勝です。ライズにできる事はロッキーも全てできます。
後述しますがロッキーの方が価格設定が高くなっているのですが、その価格差を埋められる位の差は確実にあると言っていいでしょう。
少しでも装備が充実した方が良いという方はロッキー一択になるのは間違いないでしょう。
ライズとロッキーは価格面に違いがある
まずはライズとロッキーの価格面の違いです。
価格 | |
ライズ | 1,679,000~2,060,000円 |
ロッキー | 1,705,000~2,200,000円 |
価格差 | 26,000~140,000円 |
ライズはダイハツがトヨタにお願いしてトヨタの販売網を使わせてもらっています。
その為、売りやすい様にトヨタ側の方が価格を安くしているんです。(OEMと言います)
一番安いグレードで約3万円弱、一番高いグレードで14万円の違いが出てきます。
14万円の差が出ると結構良いカーナビなどを載せられるのでこの違いはかなり大きいのかなと思っています。
グレード別の詳しい違いを知りたい方は下記の記事にて詳しく書いているのでそちらを参考にして下さい。
ライズとロッキーの違い~色について~
ライズとロッキーの違いはカラーバリエーションに違いがあります。
ライズだけにある色はターコイズブルーマイカメタリックです。
ライズがどこかのメディアに出る時には必ずと言っていい程この色が紹介されるので目にした方も多いのではないでしょうか。
深い水色という感じでこの色で海などに遊びに行くと映える色だと思いますのでアクティブなイメージの色だと言えるでしょう。
他のライズのカラーバリエーションが知りたい方は下記の記事を読んでください。
参考記事:トヨタ ライズの色の人気は?カラーバリエーションランキング
一方ロッキーだけにある色はコンパーノレッドです。
こちらもロッキーのイメージカラーとして発表されていてCMなどでも起用されています。
上記のCMでも言っていますけどダイハツ初の小型自動車「コンパーノ」が名前の由来となっているとの事です。
太陽光が当たると朱色に染まる色なので暗い所では深い赤、日中は朱色と2度楽しめる色となっています。
それ以外については同じ色なので色による違いは上記の2色だけです。
ライズとロッキーの違い~フロントマスクについて~
ライズとロッキーの外装の違いで最も大きいのがフロントマスクです。
まずこちらがライズです。
そしてこちらはロッキーです。
大きな違いはフロントグリルが挙げられます。
ライズはフロント下のナンバープレートを中心に大径のフロントグリルの形状になっていてやや小さめになっています。
一方、ロッキーはダイハツのエムブレム周りを中心に六角形の形状になっています。
ライズの方はデザインで新型RAV4をインスパイアされた様なデザインになっているのでそれが違いになって表れているのかもしれません。
ライズとロッキーはコネクトサービスに違いがある
ダイハツとトヨタで違いがあるのでコネクテッドサービスはロッキーはダイハツコネクト、ライズはT-Connectが搭載される事になります。
なのでサービス内容に違いがあります。
ダイハツコネクトだけにあるサービス
- 見えるマイカー
- 見えるドライブ
- ダイハツWi-Fiルーター
- ディスプレイオーディオを利用してのコネクテッドサービス
ダイハツコネクトには上記のサービスが搭載されています。
見えるマイカーはスマホで車の状態を確認できるサービスで今ガソリンがどれくらい残っているのか?などが出先からでも分かります。
また、見えるドライブは高齢者の方が乗った時に車がどんな状況なのかを把握できるサービスです。
極め付きはWi-Fiが飛んでいるという事。
ルーターが備わっているので車の中でWi-Fiを接続できますから車に乗ったままスマホで大容量の動画を見放題という事も可能です。
全体的に最新機器を利用して快適な空間を作る為のサービスが豊富と言う印象です。
T-Connectだけにあるサービス
- マップオンデマンド
- ハイブリッドナビ
- オペレーターサービス
- マイカーセキュリティ
- TCスマホナビ
- DCMが搭載
最新の道路状況、最新のカーナビの提供、セキュリティの充実などが備わっていて快適さと言うよりはなるべく不便をしない為の配慮が行き届いているというサービスがトヨタのT-Connectです。
あらゆる世代の方が使うという事を想定していて、マップオンデマンドやハイブリッドナビの使い方が分からなかったとしてもオペレーターに頼むことができるのでどんな機械音痴の方でも利用しやすくなっているのが特徴です。
両方とも使えるサービス
- 緊急車両を手配する
- 駐車位置をスマホで確認可能
- マイカーのデータをスマホで確認できる
- 車検、点検の案内がメールで来る
- スマホの連携
これらのサービスは基本的な物となっていて主に緊急時の対応と車から離れている時に自車の状態が確認できるサービスが主という感じです。
車に乗ってから気づく事もありますから出先で車の状況が分かるのはありがたいです。
純正カスタムについて大きな違いがある
純正のカスタムについては担当する会社が違うので違いができます。
トヨタはモデリスタとTRDが公式カスタムとして存在し、更にノーマルのカスタムも豊富です。
ダイハツもオプションパーツの装備によってエレガンススタイル、パワフルスタイル、スポーティスタイルと選ぶ事ができます。
トヨタのカスタムについて
トヨタのカスタムについてはかなり幅が広くなっていて見た目重視の「モデリスタ」、走り重視の「TRD」があります。
どちらもかなりかっこよくなりますのでどこまで重視するかによって決められますし、選択の幅が多いのがロッキーよりも優れています。
【モデリスタ】
引用:https://www.modellista.co.jp/product/raize/
【TRD】
引用:https://www.trdparts.jp/raize/exterior.html
TRDの方が何となくですが速そうな感じがしますね。
ダイハツのカスタムについて
ダイハツのカスタムは以下の3つになっています。
- エレガンススタイル
- パワフルスタイル
- スポーティスタイル
トータルデザインでカスタムする事ができる様になっているので特定のパーツだけぽつんと付けて変な感じになるという事はないと思います。
ライズとロッキーはどちらを買うべきか?
ライズとロッキーの違いについてここまで書いてきましたが、結局のところはどっちを買えばいいの?と思うかもしれません。
これに関しては何を重視するかによって変わると言わざるを得ません。
例えば「とにかく安さを重視する」と言うのであればライズをおすすめしますし、「ちょっとくらい高くなってもいいから安全面を重視する」と言うのであればロッキーになりますからね。
なので、おすすめの選び方としては「この部分だけは妥協ができない」という部分を2つくらい決めておくことです。
結局、全てを満足できるくらいにパーツを付けてしまえば価格面で高くなったりしますからどこかしらにみんな不満は残ります。
なので、妥協できない部分を決めておく事で満足できる買い物ができるはずですよ。
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