ニュービートルの中古車って安いけどなぜこんなに安いの?
何か理由が無いとニュービートルの中古を買うのが怖いな・・・。
こんな風に心配になってしまいますよね。もちろん、安いにはちゃんとした理由があります。
この記事を最後まで読めばニュービートルの中古がなぜ安いのかが分かって、気持ちよく中古車を探せるようになりますし、素敵な買い物ができるようになりますよ!
- ニュービートルの中古車が安い理由
- ニュービートルの中古車を買うのに向いている人
- ニュービートルの中古車を買う際の注意点
中古車を探すときはネットで調べたりしますが、これは一部だけしか見れていないことを知っていましたか?
実は良い車は市場に出回る前に買われてしまうことが多く、あなたがいつも見ているのは中古車市場の【残りかす】のようなものです。
良い中古車を買うためには、良い車は流通前から買われてしまうので、流通前の非公開情報を見る必要があります。
最長10年保証を付けられたり、返品まで対応できる業者もいますので、あなたが中古車選びで失敗したくないならば、非公開車両を見れる中古車屋を使うべきです!
Contents
ニュービートルの中古はなぜ安い?理由を解説
製造が古い車だから
ニュービートルの中古が安い最大の理由が製造が古い車だからということです。
なにせ、ニュービートルが製造中止されたのは2010年の話ですからもう10年以上前なのですから。
最新モデルでも10年前ということはそれなりに走行距離も長くなっているということを意味します。
車の年間平均走行距離が1万~1万5000kmと言われていますから、10万km以上走っている中古が多くなりますし、中古車は10万kmを超えると途端に価格が落ちますから、ニュービートル全体の中古価格も下がるという訳です。
故障するケースが国産車よりも多いから
ニュービートルはけっこうリコール対象の車が多く、少なくとも国産者よりは故障しやすいように感じます。
特に多いのがトランスミッション系のトラブルでシフトレバーが動かなくて以下のモデルがリコール対象になったことがあります。
- 9CAQY:2000cc
- 9CAZJ:2000cc
- 9CAVC:1800ccターボ
- 9CAWU:1800ccターボ
- 9CBFS:1600cc
- 1YAZJ:カブリオレ
これらのモデルを買う場合にはちゃんと修理、交換されているかを確認する必要があります。
リコールが無償修理だったとしても車を修理の為に持っていかれること自体がストレスですし。
それに対象でなくても経年劣化でボロボロになっていないかは確認しておいた方がいいでしょう。
修理代が高い
外国車の宿命かもしれませんが、修理代が高いんですよ。
と、言うか割と壊れやすい箇所が高額パーツばっかりと言った方が正しいかもしれません。
例えばトランスミッションやコンプレッサー周りの修理となると20万円以上の修理代金は避けられないと思っておいた方がいいでしょう。
とはいえ、故障場所によってはリコール対象の物もあります。
DSGトランスミッションが代表例ですね。
簡単に言えば耐久性不足で経年劣化で亀裂が入ってしまい、シフトレバーが入らなくなって走行不能になるっていうトラブルがあったので、リコール対象でした。
リコール対象の修理に関しては無償修理ですから買う前にはしっかりと確認しておいた方がいいですよ。
関連記事:カイエンの中古車が安い理由4選!
ニュー ビートルの中古車購入に向いている人
デザインが好きな人
正直、ニュービートルを買う理由の90%はデザインですよね?
そうじゃなきゃもっと燃費が良くて物を運びやすい車でいいですもん。
あの丸っこい愛らしいデザインは他のどのメーカーにも似ておらず、唯一無二だと思っています。
このニュービートルは本当かっこいい。 pic.twitter.com/DIRCv2WVCT
— しで (@fix00000) January 27, 2014
どこか出かけていて帰ってきて駐車場に停まっている自分の車を見た時の優越感はニュービートルならではだと思います。
車が好きで、可愛らしいデザインが欲しいという方は自信を持っておすすめします。
とにかく購入時の出費を減らしたい人
とにかく購入時の出費を減らしたい人はニュービートルおすすめです。
モデルが新しいザ・ビートルは高いですが、ニュービートルであれば40~50万円くらいあればそこそこの質の中古が見つかりますからね。
エンジンルームや壊れやすい箇所のチェックをしっかりとする必要はありますが、程度が良ければ安く、出費が少ない車が手に入りますよ。
安全性重視の人
安全性重視の人にもニュービートルはおすすめです。
フォルクスワーゲン社の理念は「安全性は全てに優先する」であり、その理念をニュービートルも反映しています。
その実力は欧州の衝突テスト(ユーロNCAP)で最高評価★5を取得しているので、安心して乗る事ができます。
特に小さいお子さんを乗せるファミリ―層にはおすすめできる車です。
ニュー ビートル 中古車を選ぶ時の注意点
グレードにこだわるな
ニュービートルは多くのグレードがあり、つい自分の好きなオプションが付いているグレードを選びたくなりますが、グレードにこだわるのはおすすめできません。
なぜなら前述のとおりニュービートルは故障が多い車だからです。
パッと見て気に入ったモデルでもメンテをサボった車であったらすぐに壊れてしまい、修理の為に家に車が無い状態が続き、嫌になるなんて事も考えられます。
それほどまでに故障と付き合わなければいけない車なのですからこだわるならコンディションだと覚えておくようにしましょう。
リコール対象か確認する
ニュービートルはリコール対象のモデルが結構ある車です。
DSGトランスミッションはもちろん、後述するイグニッションコイル、燃料パイプ、サンルーフと言った感じでリコール対象が結構多いんです。
リコール対象の車は無償修理を受けられますし、それが面倒なら交換済かどうかを確認しておいた方がストレスのない車生活を送れますので、必ずチェックしておきましょう。
トランスミッションの状態をチェックする
この記事でも何度か出てきているDSGトランスミッションはしっかりとチェックしておきましょう。
既に交換済であるのかどうかをチェックしおかないと最悪、買ったらすぐに修理工場行きで高額出費になるかもしれません。
また、リコール対象とは別のDSGトランスミッションである場合はクラッチ等の他のパーツ諸共まるまる交換で30万円コースって事もありますからしっかりとチェックしておきましょう。
イグニッションコイルの状態をチェックする
イグニッションコイルの破損状態もチェックしておくようにしましょう。
これもモデルによってはリコール対象になっており、ニュービートルの他のグレードでも結構聞くトラブルの1つです。
そして、これも修理するとなるとかなり出費が大きいパーツとなっていて、私が調べた中で最も安く済ませた人でも6万円程でした。
リコールでの修理を除けば、少なくとも2~3万円で収まるパーツではないので、壊れる心配が無いかちゃんとチェックしておきましょう。
警告灯がちゃんと点くかチェックする
実は警告灯もニュービートルではチェックしておかなくてはいけません。
電子制御パーツが多いニュービートルはしばしば警告灯が点かなくなるトラブルが散見するからです。
ニュービートルくんの水温センサーとESPセンサー交換。
水温センサーはいろいろトラブルの元なので一応交換。
ESP警告灯は交換しても消えなかった…なんだろね。。? pic.twitter.com/YmNmjItB1Q— 708 (@kamekame5150) July 24, 2018
警告灯がちゃんと機能していないと本当はトラブルじゃないのに警告灯が点いていたり、反対にトラブルなのに警告灯が点かなくて取り返しのつかない状態になってしまうということも考えられるので、警告灯がちゃんと機能しているかは確認しておいてください。
関連記事:レクサスの中古はやめたほうがいい?デメリットを解説
ニュービートルの中古車がなぜ安いのかまとめ
ニュービートルの中古車は製造中止からかなり時間が経っているから安いというのが理由なので、ちゃんと見極めポイントを押さえて買えばお買い得だと言えます。
ただし、トラブルも少なくない車なので、注意をしながら買うようにして下さいね。
画像引用:https://www.carsensor.net/catalog/volkswagen/new_beetle/
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