カイエン

カイエンってポルシェの中古の中でやけに安いけど何か理由があるの?

安いから迂闊に手を出すのが不安・・・。

カイエンの中古車を探している方はこんな不安を感じていないでしょうか?

安心してください。カイエンの中古が安いのにはちゃんと理由があります。

理由があって納得すれば安心して買えますし、反対に「自分に合わないから買うのを止めておこう」と判断もできる様になります。

この記事を読めばカイエンの中古車が安い理由を知れて満足のいく買い物ができるようになるので、最後までチェックしてください。

この記事でわかること
  • 中古のカイエンが安い理由
  • カイエンの中古でおすすめのモデル

中古車を探すときはネットで調べたりしますが、これは一部だけしか見れていないことを知っていましたか?

実は良い車は市場に出回る前に買われてしまうことが多く、あなたがいつも見ているのは中古車市場の【残りかす】のようなものです。

良い中古車を買うためには、良い車は流通前から買われてしまうので、流通前の非公開情報を見る必要があります。

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Contents

カイエンの中古車が安い理由4選

故障したら高額修理になるから

カイエンの中古車が安い理由で最も大きいのが修理費用の高さです。

実はカイエンに限らずポルシェの品質の高さは折り紙付きで、そうそう壊れません。

2018年にアメリカで行われた米国自動車耐久品質調査ではレクサスに次いで2位になる程です。

しかし、「壊れにくい」だけであって壊れない訳ではありません。

そして壊れたら高額修理の可能性があります。

実際にカーセンサーで行われたインタビューでは以下のような記述があります。

専門店筋にヒアリングしたところによれば「ターボは壊れたときにシャレにならないぐらいの修理費用がかかることもある」とのこと

引用:https://www.carsensor.net/contents/market/category_1491/_65542.html

例えばラジエターが壊れた場合、普通の車ならだいたい10万円くらいで済むのですが、カイエンの場合は10万円~20万円と割高の修理費用になってしまう可能性があります。

壊れにくいとはいえ、高額修理の可能性があるのであれば避けておこうという心理が働いてしまうので、カイエンの中古車は安いのだと思われます。

販売台数が多く乗り換えが多いから

カイエンはポルシェの中でも販売台数が多く、乗り換えが多いので中古価格が安くなります。

中古の台数が多くなればそれだけ在庫を抱えてしまうので、売る為に中古車業者は安くします。

実際に2022年度のカイエンの販売台数は9万5604台でポルシェのモデルの中では1位の売り上げでした。

また、高級車にありがちですが新しいモデルが出たら乗り換える人も多いので、在庫がより余ってしまい、結果として売る為に安くするというのがカイエンの中古の安い理由の1つです。

初代から20年以上の歴史がある車だから

カイエンの中古車が安い理由に20年以上の歴史がある車だからというのが挙げられます。

つまり、古いモデルは安くなるという訳です。

どんな中古車もそうですが、古いモデルになればなるほど安くなります。

しかし、発売されたばかりのモデルはそもそも年月が浅いので、走行距離も短いですし、新車と変わらないのも少なくありません。

一方で20年前の車となると10万kmを超えていたり、消耗品もヘタってきているので、結果として安くなるのです。

実際に東洋経済では下記のような記述もあります。

100万円以下で出回っているのは自動車重量税が上がる13年以上経過した車両ばかりだ。

引用:https://toyokeizai.net/articles/-/454672?page=2

自動車重量税が上がるというデメリットもありますが、キチンと整備されたお宝中古カイエンが見つかることもあるので、古いモデルを安く買うというのも選択肢の1つだと思います。

SUV系は値崩れが大きいから

SUV系は値崩れが大きいというのもカイエンの中古が安い理由の1つです。

ポルシェは大別すると高級サルーンタイプ、スポーツタイプ、SUVの3つに分かれるのですが、高級サルーンタイプとスポーツタイプは以下の理由であまり値崩れしていません。

  • レア度が高い(高級サルーン)
  • 定番モデルだから(スポーツタイプ:主に911)

一方でカイエンは数が多く、定番モデルというには911等よりは劣るので、比較的値崩れが大きいのです。

また、パナメーラのような高級サルーンタイプと比べると新車価格自体もカイエンの方が安いので、中古は手の出しやすい価格に収まるという訳です。

関連記事:ニュービートルの中古車はなぜ安い?注意点と共に解説

カイエンで安いモデルはベースグレードが中心

中古のカイエンが欲しいけど、どのモデルを選べばいいのか?

ベースグレードがおすすめです。

カイエンにはターボやGTS、Sハイブリッド等、様々なモデルがありますが、新車の半分くらいに値下がりしているモデルはだいたいベースグレードなんです。

つまり落ち幅としてはベースグレードがお買い得です。

特に中古でカイエンが欲しいという方はお金をできれば節約したいという方が多いでしょうから、そう考えると支払額が安い方がいいですよね。

500万円以上になると新車でレクサスとか買えちゃいますからやはりベースグレードで安いのを探した方が個人的には良いのかなと思っています。

また、上のグレードは壊れた時は高額修理になる可能性が高くなります。

例えばターボモデルはターボが壊れてウン十万吹っ飛ぶ可能性がありますが、ターボを積んでいないベースグレードはそもそもターボが壊れることはあり得ません。

シンプル構成の方が壊れにくいのは間違いないので、ベースグレードが一番コスパが良いと私は考えています。

関連記事:ベンツの中古はやめたほうがいい?デメリットを解説

カイエンの中古車が安い理由まとめ

カイエンの中古車は確かに安い車が多いのですが、カイエンの質自体が悪いという訳ではありません。

あくまでも需要と供給のバランスによって相対的に安くなっているというのが理由です。

逆に考えれば安くお買い得に買えるポルシェでもあるので、ポルシェを初めて買うという方であれば手を出しやすいとも言えますので、納得できるカイエンを探してくださいね。

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