パジェロミニ 十万キロ超えは大丈夫？中古車の注意点を解説

パジェロミニが欲しいけど安い十万キロ超えは大丈夫なのかな？

パジェロミニも古い車なので、十万キロ超えている中古車を狙っている場合は不安ですよね。

実は十万キロ超えでもしっかりと注意点をしっておけば問題ありません。

この記事ではパジェロミニが十万キロ超えでも大丈夫な条件と中古車選びの注意点について解説します。

この記事を最後まで読めばどんなパジェロミニを選べば後悔しないのかわかるので最後までチェックしてください。

パジェロミニは十万キロ超えは大丈夫！

基本的にパジェロミニは十万キロ超えの中古車でも大丈夫です。

十万キロ超えると価格が一気に下がりますが、むしろ中途半端に8万キロとかのパジェロミニよりもお得かもしれません。

その理由について解説します。

エンジン周りが好調な中古車は大丈夫

エンジン周りが好調なパジェロミニなら十万キロ越えであろうと問題ありません。

エンジンは車の心臓部であり、そこが無事であれば他は交換したとしても少額出費であることが多いからです。

仮にエンジンの動きが明らかに悪いパジェロミニを買って、すぐにエンジンを壊してしまったらオーバーホールはエンジン載せ替え+オーバーホール費用で安くても150万円くらいはかかります。

そんなことにならないようにエンジン周りが好調なパジェロミニを見極めて買うようにしましょう。

初代パジェロミニは車体・フレームなどが頑丈

基本的に初代パジェロミニは車体その物が頑丈です。ちょっと乱暴に扱った所で壊れる物ではありません。

ラダーフレームという頑丈な構造を使用しており、オフロードを走るSUV車の多くに採用されています。

頑丈ということは守られているエンジン等も普通の車と比べれば無事である可能性が高くなります。

普通に街中を走っているだけのパジェロミニであればまず問題ありません。

ただし、これは初代の話で、2代目以降は普通の車であるモノコック構造を使用されているので、2代目以降でオフロードをバンバン走っている場合は注意が必要です。

壊れる車は無理な運転・メンテナンス不足のパジェロミニ

基本的に壊れるパジェロミニは以下の条件に当てはまっている中古車です。

• 無理な運転をした
• メンテナンス不足

無理な運転とはオフロードを走っているような車ですね。

オフロードを走ると街中では考えられないくらいに上下に車が跳ねたり、振動があったりします。

つまり、余計な負荷がかかるので、オフロードを繰り返し走っている車はダメージが大きいです。

また、オイル交換をサボっていたり、定期点検をしていない、いわゆるメンテナンス不足の車はエンジンや他パーツの劣化に繋がります。

仮に走行距離が短くてもメンテナンスをサボっているパジェロミニは壊れるのが早いので、注意が必要です。

関連記事：パジェロミニは買ってはいけないのか？長所と欠点を解説

パジェロミニの中古車を選ぶ時の注意点

金属部分の腐食がある中古車は避ける

パジェロミニを選ぶ時は金属部分が腐食していない中古車を選ぶようにしてください。

特に足回り付近のマフラーやフロントパイプですね。

これはパジェロミニの弱点としても知られていて、穴が開いてしまう人もいるようです。

最初のうちにマフラー、フロントパイプに穴空きました。これはミニの弱点らしいです。

引用：https://minkara.carview.co.jp/car/mitsubishi/pajero_mini/qa/unit58192/

穴が開いているのは問題外ですが、錆びつきがないかなども確認して穴も錆びもないなら大丈夫です。

エンジンが好調な中古車を選ぶ

エンジンが好調な中古車を選ぶようにしてください。

特に注意する点はノッキングがあるかどうかです。

エンジンに異常がある場合、回転数が一定にならないのでノッキングをおこしたり、明らかにその辺を走っている車のエンジン音じゃないっていう感じの音がします。

反対にエンジンが好調であれば異音はなく、エンジンが途中で止まりそうになるノッキングも起きないので、そういうパジェロミニを選ぶようにしてください。

ちなみにキュルキュル音はエンジンというよりはファンベルトという消耗品が原因であることが多く、これは交換にそこまでお金がかかる物ではありません。

タイミングベルトに関する記事も過去に書いたので、よかったらそちらも読んでみてください。

関連記事：ファンベルトのキュルキュル音を放置はヤバいぞ

外見部分などの走りに関係しない部分の劣化がある中古車を選ぼう

おすすめの選び方は走りに関係ない部分の劣化があるパジェロミニです。

なぜなら走りに問題が無ければ、仮に修理をしたとしてもそこまで大きな出費にならないからです。

例えば外装部分の色褪せがあるとか、シートがちょっとヘタっているといった感じです。

実際に私が初めて買ったパジェロミニは十万キロ超えていて、塗装もタッチペンで補修した後があったり、色褪せがあったりしました。

外見に問題があった分、走り関係は問題がないパジェロミニだったので、その後は大きなトラブルもありませんでしたよ。

だから選ぶなら走りに関係のない部分の劣化があるパジェロミニを選ぶようにしてください。

消耗品交換は覚悟しておこう

十万キロ超えの個体は長く走っているのでどこかしらの消耗品は交換することになると考えておいてください。

ファンベルト、タイミングベルト、タイヤ、ショック吸収関係のゴムetc.

私の場合はエンジンを支えるゴムとエンジンフィルターを交換することになりましたが、どちらも大きな出費ではありません。

流石にこれがタイヤなどの大きな出費に繋がるのであれば他の中古車にするのがいいでしょうが、少額出費の消耗品であればトータルで見れば安上がりです。

どこの消耗品がヘタっているのかも購入前に確認できたらベストです。

ちなみに私はエンジンフィルターをガソリンスタンドで交換してしまったので、普通よりも高い出費になってしまったという過去があります(´・ω・｀)

この辺に関しては過去に記事を書いているので、気になる方はそちらも読んでみてください。

関連記事：パジェロミニの持病は？壊れやすい箇所をチェックしよう

パジェロミニは十万キロ超えでも大丈夫なのかまとめ

パジェロミニは十万キロ超えでも大丈夫ですが、エンジン周りなどの走りに影響しない中古車であることが重要です。

エンジンが大丈夫であれば消耗品を交換しながら走れば十分に楽しめる車です。

しかし、古い車であるのも事実なので、乗っている内に消耗品を交換することになるのは覚えておいてくださいね。