フーガの中古を見てみたけど安すぎて不安・・・。
なぜこんなに安いの理由が分からないと安心して買えない。
フーガの中古価格を見るとあまりの安さに不安になりますよね。
でも安心してください。フーガの中古が安いのにはちゃんとした理由があります。
理由さえ分かれば安心して買えますし、リスクとメリットを天秤にかけて購入の判断基準にできるようになりますから最後までご覧ください。
- フーガの中古が安い理由
- フーガの中古を買うメリット
中古車を探すときはネットで調べたりしますが、これは一部だけしか見れていないことを知っていましたか?
実は良い車は市場に出回る前に買われてしまうことが多く、あなたがいつも見ているのは中古車市場の【残りかす】のようなものです。
良い中古車を買うためには、良い車は流通前から買われてしまうので、流通前の非公開情報を見る必要があります。
最長10年保証を付けられたり、返品まで対応できる業者もいますので、あなたが中古車選びで失敗したくないならば、非公開車両を見れる中古車屋を使うべきです!
Contents
なぜ安い?フーガの中古車が安い理由
引用:https://www.carsensor.net/catalog/nissan/fuga/
フーガ自体がかなり古くなっている
フーガ自体がかなり古くなっているというのが原因の1つです。
初代フーガの誕生は2004年ともう20年近く前の車で当時に発売された車はもう旧車に片足突っ込んでるんですからね。
当然、走行距離が多くなっている中古もありますし、トラブルに見舞われた個体もあるでしょう。
特に今の日本の中古車事情を考えると10万kmを超えると中古車価格がガクッと落ちる傾向にもあるので、そういった複数の要素が絡んで安くなっているという訳です。
燃費が悪い
燃費が悪いのも中古フーガが安い理由の1つです。
近年の車は燃費を良くする為に色々な工夫がされていますが、フーガが誕生したころの2004年前後はまだそこまで燃費対策が施されたわけではありません。
当然、現代の方が燃費の為の性能が良くなっていて、それが数字にモロに出ています。
実際に比べてみるとこんな感じです。
燃費 | |
フーガ(2500~3500㏄) | 8.3~10.2km/l |
現行スカイライン(3000㏄) | 10.0km/l |
このように現行スカイラインは3000ccにもかかわらずフーガの2500ccとほぼ同じ燃費です。
ガソリンが高い今の時代、燃費の良さは無視できる要素ではないですからこの性能差が値段に表れているという訳です。
日産の他のライバルモデルが強い
フーガ自体のライバルモデルが強いというのも理由の1つです。
セドリック・グロリアの日産らしい走りの血を引いたフーガは好きなんだけど。
やっぱりライバル車と見比べるとハンドル・メーター周りは見劣りしちゃう。— 無免許 (@gohansujiko) July 3, 2021
同じ日産ではティアナ、V36スカイラインセダンがライバル車となっていて、同じ2.5Lのセダンでもティアナやスカイラインの方が売れていたんですよ。
また、トヨタだとクラウンがライバルで販売台数は言うに及ばずクラウンが上。
当然、それは中古車になっても変わる事はありません。
仮にフーガの方が人気だったとしてもティアナ、スカイラインとモデルが分散していれば人気も分散します。
その結果、価格の安さに繋がっているのです。
格式でライバルに劣るので需要がそもそも少ない
格式でライバル車に劣るというのが原因の理由の1つです。
セドリック、グロリアの後を引き継いだ高級セダンとして誕生したフーガですが高級セダンである以上、ライバルは他社の高級セダン。
有名な所で言えばトヨタのレクサスとかですね。
レクサスと言えば高級車の代表の1台でもあるので、車格としてはレクサスに軍配が上がってしまいます。
基本的に高級車はステータスとして買う層が一定数いるので、お客さんがレクサスに流れてしまう為、相対的にフーガの販売台数が伸び悩んでいるという訳です。
需要が少なければ価格は下げざるを得ないですからこういったことが原因で中古価格が安いんです。
セダン自体が不人気
ここからはフーガだけの理由ではありませんが、無関係ではないのでご紹介します。
まず、セダン自体の人気が無くなっているというのが理由の1つです。
多くの荷物が積めるか、燃費や価格が安い車、もしくはその両方を満たしているSUVやミニバンに人気が集まっています。
実際、この人が言っているのが全てですよね・・・。
さよなら、愛しきフーガ。君と走った10万㌔は決して忘れないよ。次は排気量1/3、車両価格1/4だけど燃費は4倍になるよ。いい人に買われるんだよ(;_;)/~~~ pic.twitter.com/m0EcSxWY
— vdtt7nv (@vdtt7nvf) December 19, 2012
その為、セダンはどのメーカーも縮小傾向にあり、2023年現在、日産の公式サイトでセダンに登録されているのはスカイラインの1台だけです。
そうなると中古でも買い手が付かないので価格を下げる事になり、安さに繋がっているという訳です。
維持費が高い
維持費が高いのも理由の1つです。
フーガの排気量は最低でも2500CCで高いと3500ccです。
自動車税だけを見ても2500ccは51,700円ですし、3500ccだと66,700円もかかります。
それに自動車重量税は新車登録から13年、18年で加算されますからミニバンやコンパクトカーと比べると出ていくお金はかなりの物です。
そこまでしてセダン乗るか~?
って思う人は一定数いますからこの維持費の高さで需要が減り、中古価格の下げに繋がっている訳です。
関連記事:エクストレイルの旧型はかっこいい?ダサい?評価まとめ
フーガの中古はアリかなしか?メリットを解説
個人的にはアリだと思っています。特にファミリーカーとして使うつもりではないのであればかなりコスパは良いです。
その理由は以下のとおり。
- 走行性能が高い
- 内外装の質感が高い
- 故障が少ない
- 上記の質があるにも関わらず中古価格が安い
それぞれ解説します。
走行性能が高い
フーガのメリットの1つは走行性能が高い事です。
フーガは馬力の低い250GTでも2.5L、自然給気のV6エンジン、225馬力な訳です。
止まった状態からの気持ちの良い加速をしてくれるので、交差点の信号待ちからの加速でストレスになる事はほぼないでしょう。
また、高級志向の車ではあるものの乗り心地は静かでありながらも割とカッチリしているので、人によっては路面の状態がハンドルから分かるのではないかと思います。
価格は安いが走りが良い車が欲しいという方にはうってつけの1台だと思いますよ。
内外装の質感が高い
内外装の質感が高いのもフーガのメリットです。
セドリック、グロリアの後継として発売されただけに元々高級志向だったわけです。それが中古になったからといって一瞬で無くなる訳ありません。
10年以上経った今でも余程メンテナンスをサボったり、劣悪な環境で放置でもしていない限りは内外装の質感は十分だと思います。
むしろ、新車であったとしてもチープな内装をしている車よりは同じ値段で中古フーガの方が高級感を感じられるでしょう。
故障が少ない
故障が少ないのはおすすめポイントの1つです。
初代フーガはもう20年以上前になり、10万km超えの中古個体も珍しくないですが、だからって故障が多いなんて80年代とか90年代の話です。
ぶっちゃけた話、2000年以降に販売された車はかなり質が良くなっているので、10万km程度じゃまだまだ現役なんですよ。
実際、10万km超えても全然現役って人はいますしね。
我が魔改造フーガが記念すべき10万キロ突破🎉
ようやく慣らしは終わり。
先ずは月まで目指そう‼️#日産 #フーガ pic.twitter.com/iD510IqhBQ— ダメオヤジつばっち のつぶやき from Thailand (@tsubasa0506) October 25, 2021
ただ、購入時にはキチンとチェックはしておいてください。
10万km超えても問題ないと言ってもそれは「キチンと定期メンテナンスをしていたら」の話。
ノーメンテでも問題ないとは流石に言えないので、買う際はキチンと前のオーナーがメンテをしていたかを確認するようにしてください。
上記の質があるにも関わらず中古価格が安い
ここまでメリットをお伝えしましたが、フーガは元々の車の質が良いから中古でもアリというのがご理解いただけると思います。
それにもかかわらず安い!
ぶっちゃけた話、それが一番のメリットですよね~。
いくら良い車でもそれがべらぼうに高かったら二の足を踏んじゃう訳です。
しかし、フーガはその気になれば50万円あれば乗り出しできるくらいの金額なんです。
もちろん、ハズレを引かないように中古の状態を確認する必要はありますが、走行距離が多いだけのしっかりメンテされている個体が見つかればめちゃくちゃラッキーですよ。
オーバースペック気味に作られたセダンを安く乗りたいという方にとっては候補に入れていいと思います。
フーガの中古が安い理由まとめ
フーガの中古が安い理由として「年式が古い物が増えている」「セダン自体が不人気」「ライバル車の方が人気」といった人気や経年による要素です。
経年劣化に関してはメンテをしっかりした中古を選べば問題ないですし、人気に関してはむしろ出費を抑えられる事を考えたらメリットとすら考えています。
お買い得な車の1つだと思うので気になる方は一度、中古車サイト等で問い合わせをしてみるといいですよ。
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